自主活動研究会

会員による自主活動研究会を紹介します。

ジェロントロジーの各分野のシニアライフに係る諸問題をテーマとして長寿社会における人間学を研究し、シニアとしての可能性を追求しています。
各研究会の研究分野は次のとおりです。

各研究会の研究分野

一気会
シニアとしての生きがいの追求による QOL の向上
ジェロントロジー研究会
ジェロントロジー(長寿社会の人間学)全般
福祉研究会
福祉介護、成年後見、医療保険、老人保健など
生活総合研究会
中高年齢者の生活領域全般
高齢者制度研究会
シニアの暮らしに係わる諸施策・制度・サービスのあり方

一気会

研究分野
卓話を通してシニアライフの生きがいを考える。
活動趣旨
シニアの学習の場として夢を語り合う仲間、一緒に励まし合う仲間の心、研究会のメンバーの気持ちを一つ(一気)にして、相互に研鑽を積み重ね、豊かなシニアライフを目指します。
活動計画
生涯学習の場として、幅広い分野での卓話を通して、お互いに学び合う気持ちを大切に致しております。人生の質(QOL)を高めるため、研究会のメンバー以外からも参加を頂き、 親睦を深め、人間力を高めていくための定例会も本年度にて150回にならんと継続致しております。
定例会
毎月第2金曜日、11:30〜13:30

卓話当番の方が会場を予約して、卓話を行っています。昼食をはさみ、ディベートの場として発表された卓話のテーマに対し、全員で熱き意見を述べ合い、切磋琢磨致を致しております。
活動報告
シニアの諸問題を歴史、経済、社会福祉、地域活動等卓話担当者が発表し、学習致します。また、課外授業として、地元を離れて自然の中で相互の人間性を高め合います。
基本は元気な出会いです。また九州SLA協会の活動にも積極的に参加、全国一斉電話相談や、全体研修会等には企画参加も行い、日頃の学習の成果を活かしています。



課外学習から 秋月城址の歴史探訪と脳の健康度について自らの活動を通してディベートを実施。



全体研修会から布絵本の制作・活動の発表実施。パネルディスカッションで「80歳現役社会を元気で楽しく生きる」というテーマで パネリスト3名から現在の活動をについて発表がありました。

ジェロントロジー研究会



ジェロントロジーとは
ジェロントロジー (Gerontology)、 耳慣れない言葉です。広辞苑によると 「老年学」 と訳されています。ノーベル生理学・医学賞を受賞 (1908年) したイリア・メチニコフ (1845〜1916) の造語です。欧米では 「人は加齢にともない身体と心がどのように変化するのか」 というテーマで研究が進められています。メチニコフ没後100年、彼が提唱した 「老年学」 が日本のそして世界の大きなテーマになってきました。それは日本に到来した 「超高齢社会 (65歳以上の人口が21%を超えた社会) 」 のことです。超高齢社会への備えは、今までに前例がないためにすべてが後追いで進んでいます。ですから、高齢者には社会に 「依存」 するという考えから、社会への備えとして 「自立」 するという考え方と行動が求められています。
活動趣旨
1976年、米国のジェロントロジー研究者であるD・ピーターソン博士が 「高齢になっても学習能力が衰えないことを理解し、生涯学習を追求すべきだ」 と言うことを提唱しました。この考え方に共鳴したのが九州シニアライフアドバイザー協会です。さっそく 「私たちは、ジェロントロジーを研究しシニアの無限の可能性を追求します」 という基本理念を制定 (1997年) し、ジェロントロジー研究会を立ち上げました。
活動計画・定例会
私たちのジェロントロジー (老年学を追求する生涯学習) の範囲は 「健康」「経済」「安心・安全」「生きがい」「老い」 など多岐にわたっています。その研究と実践の事例発表は通算で85回を数えています。
毎年、会員の当番制で年間計画を作成し、体験を基にした研究事例の発表・ディスカッションを営んでいます。定例会は毎月第2土曜日の午前中に開催しています。
なお、8月は休会です。
活動報告・最近の発表事例から
( 順不同・敬称略 )

・ 先川祐次  「平均寿命より健康長寿社会へ」
・ 井星郁夫  「東大がつくった『高齢社会の教科書』から学ぶ」
         「超高齢未来の姿」、「超高齢未来の課題」、「超高齢未来の可能性」
・ 金尾正城  「高齢社会の教科書(第4章〜6章)の報告」
         「長寿時代の理想な生き方・老い方」、「高齢者の活躍の仕方−就労・
         社会参加・生涯学習」、「高齢者の住まい」
・ 先川祐次  「高齢者と移動の問題をサクセスフル・エイジングの視点から考える」
         〜長寿時代の人生設計 より良く生きる〜
・ 中島貞二  「高齢者の暮らしとお金」
・ 藤井亮子  「高齢者の暮らしを支える資源」、高齢者と法:自己決定と本人保護」
・ 平田孝行  「老化の理解とヘルスプロモーション」
・ 岡部利徳  「認知・行動障害への対応」
・ 矢野文夫  「健康診断や医療の問題点と免疫を高める行き方」
・ 岡部利徳  「人生の後半戦!マラソンで体力を巻き戻す!(No.4)
         第2回福岡マラソン奮闘記!」
・ 矢野文夫  「日本人が知らない漢方の力」 渡辺賢治著〔祥伝社〕
・ 中島貞二  「実践!読まれる広報紙の作り方」
・ 井星郁夫  「医療と社会の関り合いについて」 〜高齢社会における医療のあり方
         /近藤 誠医師の問題提起を考える〜 の提起とディスカッション
・ 藤井亮子  「ジェロントロジー的視点から考える家事調停」
         ≪親族の視点、当事者の視点・・・その対応≫
・ 金尾正城  「ジェロントロジー再考」(トマ・ピケティの格差論と、社会保障費用の増大に対する高齢者の責任と覚悟)より
・ 平田孝行  「ジェロントロジストとしての社会参加について」

ジェロントロジー研究会会員は、国立大学で海外からの留学生など若い人とのコミュニケーションや生涯学習に関する講演 (先川)、地域の公的機関で歴史書編纂および歴史や文化の話をとおして青少年の健全育成(井星)、観光地で名所・旧跡 で歴史の解説と案内および医療・健康に関する講演(矢野)、家庭裁判所で家事調停や保護司会の役員として公的機関や地域 で世話(藤井)、集合住宅の理事長や企業のOB会やライスボールなどスポーツの後援会の世話(金尾)、地域で老人会趣味 の会の世話や街路の美化活動(中島)、地域で障がい者の方を対象にスポーツを通して健常者の方との交流の世話や社会福祉 面の世話(廣津)、定年退職後脳活を兼ねて囲碁を始めまた健康つくりのためマラソを始め継続中(岡部)、地域のコミュニ ティで健康福祉部会長や民生委員として世話(調)、自らの工房でステンドグラスなど美術工芸の教育や創作活動(末積)、 小学校で保護者と子どものふれあいレクリエーションや地域の行事等でニュースポーツ体験の支援(平田)など、多種多様な 領域で、ジェロントロジストとして “エイジレス・ライフ” を実践しています。

福祉研究会

活動趣旨
「健康・福祉・生きがいを求め広めていこう」

*SLAの正式名称「中高年齢者総合生活相談員」の趣旨に沿って、中高年齢者生活の中でも特に福祉関係分野の研究会です。
活動計画
(1)居宅介護のありかたの学習(安全・快適・効果的など)
(2)学習内容を広める出前講座活動
(3)健康長寿と認知症予防を目的とした取り組み

・高齢社会の進展で介護の必要な人は増えています。介護者の腰や肩に負担の少ない介助ができるように、 基本的な簡単なコツを広める出前講座をしています。

・地域への出前講座内容の一部
@健康寿命を長く保つための生活
@ストレッチ体操の基本、他
A簡単レクの楽しみ
A家庭介護者が腰などをいためにくい介護方法を知る
@車いす介助時の安全な取扱い
A体位交換方法等のヒント
Bその他要望に応じて

*出前講座に関する連絡先⇒九州SLA協会まで連絡頂くと、日程など調整し応じます。
定例会
毎月第1木曜日 14:00〜16:00

生活総合研究会

活動趣旨
中高年の生活に関わる問題の解決及び的確な対応能力向上のため自己研鑽に努めると共に協会が主催する事業等に積極的に参加し実践的適応力を培う。
活動計画
(1)生総研の学習成果の反映は、電話相談会であるとの認識の下、学習深化の対象を、相談の手引きの記載項目とする。このため、「高齢社会白書」等の市販のテキストや新聞情報を活用し、基本事項や新たな事例について学習する。
(2)協会が主催する行事等には極力参加し、研鑽した知識・技能を実践的に生かすと共に会員間の相互理解と協会の発展に寄与する。
(3)活動趣旨に相応しい福祉施設等を選定し、シニア・ライフを実地に研修し研究活動の在り方や地域活動参画の可能性について検討する資料を収集する。
最近の活動
相談会に使用する相談先照会一覧表を改正し、秋の相談会から使用しました。
また、これまでの相談会事前研修会において、年金一元化、マイナンバー制度、社会保障と税制に関する事項、相続税の改正事項、介護保険制度の改正事項等について資料を提出し,研修の成果を上げることが出来ました。
また、協会行事である全体研修会、レクレーション、ハートフルフェスタ等にも参加して生総研としての存在感を示しました。

高齢者制度研究会

活動趣旨
住みやすい地域社会作りのため、高齢者を対象とした各種サービスをシニアの目線で調査研究して提案やアドバイスをする。
活動計画
活動趣旨を実現するために適宜テーマーを決めて勉強会や課外研修、現場体験など幅広い活動をする。
(1)介護保険制度の学習
(2)高齢者の介護予防意識を高めるための地域活動を実践する。
(3)メンバーが個々に関心を持っているテーマーを自由発表し知識を共有する。
定例会
毎月第2水曜日 14:00〜16:00 あすみんフリースペース
最近の活動
高齢者にとって重要テーマーの一つである介護保険制度は学習を続けています。
毎年福岡市が発行する冊子“高齢者保健福祉制度のあらまし”の読み合わせや福岡市近郊市町村の制度比較、新聞・冊子による高齢者に関する情報の紹介、高齢者施設の見学などSLAとしての能力向上に努めています。

学習の場は常に自由な雰囲気で、気心の知れた者同士が和気藹藹と楽しんでいます。
毎年2~3回の課外研修では関連施設・展示会・史跡等の見学や現場体験、時には漢方についての講話などにより幅広い常識の修得や、体力作りなども心がけています。
退会したメンバーとは連絡を絶やさず、情報提供を受けたり、懇親会にお誘いして絆を大切にしています。
皆様も一度我が研究会を覗いてみませんか。
Copyright(c) シニアライフアドバイザー All Rights Reserved